ゲーム実況者らしくゲームに関する記事が書きてえなと思っていたので今回はゲーム音楽について語ります。
「好きなゲーム音楽」とかだと多分1000選とかになっちゃうんで、今回はキッズ時代に聞いてなにがしかの衝撃を受けた曲をピックアップしていきます。
一曲目:VS.マルク
一曲目はマルク戦です。説明不要かとは思いますが初出はSFC名作中の名作、『星のカービィ スーパーデラックス』でございます。ゲームモードが色々あるんであれですが、実質的にはラスボス戦のBGMと言えますね。
カービィって基本的にポップで明るいノリノリな曲が多いじゃないですか。当時のゲーム音楽は容量の問題で展開が大きく変わる長尺の曲は作りづらかったから、耳に残るフレーズを繰り返すタイプの曲を作らざるを得ないって事情によるところも大きいんですけども。
『激突!グルメレース』や『デデデ大王のテーマ』など、SDX内の有名曲を例に挙げたとして空で口ずさめるって人も少なくないかと思います。でも、マルク戦を鼻歌かなんかで表現するのは難しいですよ。とんでもねえ変拍子ですからね。
…まあ変拍子だからというだけで衝撃を受けたわけではないのですが。当時にしてはかなりトリッキーな曲構成だと思います。
曲調も作品内のそれまでの曲とは打って変わって、暗く怪しい雰囲気です。
有名な曲なので、今になってマルク戦を聴いても「カービィの曲ですねえ!」と思う人が大半でしょうし、自分もそうなのですが。
一方、キッズ時代の私はこの曲を聴いて「(良い意味で)カービィの世界観を壊すような曲だな~」と感じました。なんかマルク自体も顔真っ二つになってグロいしね。
コイツは銀河に野望を持つピエロ、「マルク」だ!
— 星のカービィ (@Kirby_JP) December 18, 2019
イラズラを好き放題するため、ドでかい事件を起こしたことがあるらしい!かわいらしい顔だが、油断は禁物だぞ!
「ブラックホール」という、強力なものすごい技をくり出すと聞いたが…なに、体がマップタツだと!?こ、ここで見せるわけにはいかん! pic.twitter.com/vDlDyGqZN1
キャッチ―ではあるんだけど、幻想的でおどろおどろしい、まさに狂気のサーカス。そんな感じの印象をこの曲には抱いております。
以後のカービィシリーズでは、「明るい世界観だけどボスはちょっとエグめ」というのも通例となっているので(ゼロ・ゼロツー・ソウル系など)そういう意味ではマルクというキャラクターおよびその戦闘BGMは後のカービィ史にも大きく影響を与えたのではないかと思います。
BGMの話からは反れるけど、スターアライズで友達ヅラして仲間になってくれる割にはスタッフロールで(他キャラと違って)操られてるわけでもないのに普通に襲いかかってくるとこもいいよねマルク。
ちょっとばかし記事が長くなってしまったので残り3つはまたどっかで紹介します。
余談
この曲を生まれて初めて聞いたのは、実はスーパーデラックス実機ではありません。リメイク作のウルトラスーパーデラックスでもありません。じゃあどこでって言うと、個人サイト全盛期時代の遥か昔にWWAっていう、簡単にいうと個人製のADVツクールみたいなのがあってぇ…。
WWA製のカービィ二次創作ゲームを作ってる個人サイトがあったので、そこで遊んでたらBGMが流れてきて気になって原作をプレイしたという運びになります。
今の基準で言えば権利問題ガン無視もいいところなんですが、当時は良かったのよ。いや厳密な話をすればそりゃ法的には当時もダメなんだけど。なんていうか、ほら。今みたくGoogleで誰でも検索できてTwitterで誰でも何かを晒せる時代じゃなかったからね。
個人サイトという超クローズドなコミュニティで作ってる二次創作ゲーに対して一企業が口出ししないのは、赤ん坊の些細なイタズラを親が咎めないのと同じようなものです。今のキッズからすれば分からん話だろうけど、そういう時代があって、そういう時代だかろこそある熱量ってのもあったのさ。という昔話。

